ロックアップとは鍵をかける

という意味の英語であり、

金融用語で凍結を意味します。

 

具体的には凍結された資産は

動かすことができず、

送金も売却もできません。

 

ロックアップは主に株式市場で

使われるものであり、

 

新規公開企業の株主が公開後一定期間、

手持ちの株式を売却しない

契約を意味します。

 

仮想通貨が金融商品として

一般的になるにつれて、

 

ロックアップを実施する

通貨が出てきています。

 

この記事では仮想通貨の

ロックアップの特徴や目的について説明し、

 

その後にロックアップの解除による

影響などを紹介します。

 

 

ロックアップの目的って何?

仮想通貨の話に入る前にまず、

 

一般的な金融商品における

ロックアップの目的を説明しましょう。

 

例えば、新規公開企業の

大株主によって大量に株式が

市場に流れると、

 

株価下落の要因となってしまい

投資家は不安になるでしょう。

 

それを防いで公開後の株価を

安定させるために

ロックアップが行われるのです。

 

同じように仮想通貨でも

相場の安定は重要な要素になります。

 

なぜなら相場が安定しないと、

 

仮想通貨のもつ決済・送金の利便性

というメリットが活かせないからです。

 

主要な仮想通貨の中にも

リップル社のXRPのように、

 

国際送金の中心を目指す通貨があり、

実際にロックアップを行っています。

 

ロックアップは供給量を抑える

ことで投資家や利用者を安心させ、

 

その通貨をより汎用的にする

意味もあるのです。

 

 

ロックアップが解除されるとどうなる?

ロックアップによる売却制限が

相場を安定させることは

分かりましたが、

 

いざロックアップが解除されてしまうと

どのような影響があるのでしょうか。

 

売却制限がなくなると

需要と供給の関係が大きく

変化する可能性があります。

 

前述したリップル社はXRPの

ロックアップを既に完了しているので、

 

2018年からは市場に徐々に

流れていくでしょう。

 

今後のリップルによる放出は

段階的なものであり、

 

2018年1月から55ヶ月かけて

毎月1日にXRPを市場に放出していきます。

 

またこの放出は

マーケットに対してではなく、

 

機関投資家などの法人に

対象にしたものです。

 

元々ロックアップの解除による

影響は予測が難しく、

 

株式に投資においても

個々のケースを慎重に

検討しなければなりません。

 

なので今回の仮想通貨リップルの

ロックアップの効果も

予測は簡単ではないです。

 

ただしリップルを

保有している人の中では

 

解除の影響は限定的であり

相場は安定したままとの意見が多くあります。

 

さて2018年の動きはどうなるか見ものです。

 

 

まとめ

今回はロックアップに

ついて説明してきました。

 

株式市場では一般的なことですが、

 

今のところ仮想通貨の世界での

リップルは特殊な例といえます。

 

リップルは供給量だけを見ると

ビットコインやイーサリアムを

大きく上回る通貨です。

 

売買や投資の対象というより、

決済や送金のスタンダードを

目指しています。

 

仮想通貨のロックアップは

例が少なく、その影響の

予測が難しいのです。

 

もし自分の欲しい通貨や保有する

通貨がロックアップを発表したら、

 

その背景をしっかり考えたうえで

準備するようにしましょう。